子供の座高にぴったりの椅子とテーブルを使っていますか?

以前に行った調査では、ダイニングテーブルに座って食事をしている子の55%は「足が安定していない(大人用の椅子に座るなどして、足がぶらぶらしている)」と答えています。

実は、足がブラブラしている状態では、咬合力(かむ力)も咬合面積も15%ダウンしていることがわかっています。小さな子はぜひ、足置きのある子供椅子に座ってもらいたいものです。食事中の姿勢も真っ直ぐになります。

では、正座して食べればいいのか・・・というと、そうでもありません。座卓で食べている子の場合も半数近くが「足を崩して食べる」と答えていて、正しい姿勢とは程遠い状態。足を崩して食事をすると、体の軸がずれた状態でかむことになるので、あごの発育に悪影響が出るだけでなく、脊髄など、全身がゆがむ原因になるのです。

踏み台つきのイスを用意する

足置き台が咬合力と咬合面積に及ぼす影讐

足置き台が咬合力と咬合面積に及ぼす影讐