1歳児のお口
1歳児のお口-上顎
1歳児のお口-下顎
手づかみ期 12 か月~18 か月頃(1 歳6 か月頃)
手づかみで食べる
【手づかみ期】12 か月~18 か月頃チェックリスト
よだれが多いですか。
- まずは耳鼻科にて鼻炎などの治療の必要性がないか診てもらいましょう。
- 離乳完了まで様子をみて、それでもスタイの枚数が全く減らない場合には、水分のコップ飲みをしっかり行うようにしてみてもよいでしょう。
- 口唇を閉じる力も関係する場合があるため、ヨーグルトなどを介助下で捕食する際の口唇閉鎖を見直してみるのもよいでしょう。
上手くかめないですか。
いわゆるそしゃくの完成は乳歯列完成後にある程度経験を経てからのため、現在歯でのそしゃくが可能な食形態を確認してみましょう。
飲み込めないことがありますか。
口の中の状況、口腔機能発達と食形態の不一致もあるため確認してみましょう。
また、バサバサしていて飲み込みにくいなど、食形態に無理がある場合もあります。
吸い食べがありますか。
離乳期であれば、その進行に合わせた食形態にしましょう。
(離乳期完了であれば、哺乳ビンを長期に使用したり、夜間授乳の可能性もあります。)
食べ物の丸飲みがありますか。
食形態によるものではないか確認し、特にごはんや麺類など成人でもかまない人は多いため、月齢と歯の萌出状態をみて、つまらせないようであれば問題ないです。
また、介助の時や本人が食べる時に食べ物が口の奥に入ることがある場合には、食べ物が口の前方部に入るようにしてみましょう。
一口量が多すぎる場合にも丸飲みがみられることがあるため、注意してみましょう。
1歳ころ、手づかみ食べをさせていましたか?(1歳6か月児)
資料:お子さまのお口の健康と食べ方調べ(平成28年度半田保健所・知多保健所)