お父さん お母さんへ
お子さんの仕上げ磨きの時に少し意識してお口の中を見てください。
「こどもの歯の後ろの舌の方から大人の歯が生えてる?」
おかしいなと思った時が受診していただくベストなタイミングです。
昔に比べて、今の子供たちは、軟らかい食べ物に慣れています。
噛みごたえのある食べ物を積極的に取り入れていかないと、顎が成長できません。
顎が成長しないと、歯が並ぶスペースが出来ません。
コンビニでお菓子コーナーをみてください。ほとんどが軟食!
「なめらかプリン」「とろける口どけ○○」とかではダメ!
軟らかい食べものは、たいてい味が濃いので、よけいに噛まない。
噛まないと、顎の骨に刺激が伝わらなくなり、骨の成長が促進されなくなります。
国がある程度規制するとか啓蒙活動しないと、こどもたちの将来が心配になります。
「よく噛んで、しっかり唾液が出て」というような食材を選ぶ必要があります。
最近「食育」という言葉を耳にすることがありますよね。
それだけ現代の食生活に問題があるということだと思います。
お子さんに良い歯並びをプレゼントしてあげるようにしましょう!
子どもの歯の裏から、大人の歯が生えてきてしまった症例です。(6歳前後)
大人の歯がななめに生えてきた症例です (7~8歳)
かみ合わせが上と下が反対になっている症例です (6歳前後)
かみ合わせが上と下で反対になっている症例です (7歳前後)
これらの4つの症例のお子さんは、決して珍しくありません。
早めの受診をお勧めします。