交叉咬合はこうしてなる・こうして防ぐ

クロスバイトとも言われます。

上下の奥歯が横にずれている噛み合わせです。

交叉咬合

なりやすいタイプ
あごの形をゆがめるくせが奥歯の位置をずらしてしまいます。

  • 4歳をすぎても指しゃぶりが続く

2歳ごろまでの指しゃぶりは生理的なものですが、長期的にわたって指しゃぶりを続けると、上あごと上の前歯が前に飛び出て左右の幅が狭くなり、順調に発達している下あごの歯と噛み合わなくなってしまいます。
そのため常に奥歯を横にずらしてかみ合わせる習慣がつき、あごそのものが左右にずれてしまいます。

  • どちらか片方を向いて食事をする

どちらか片方を向いて食事をする

  • 片側だけで爪かみをする
  • 左右どちらかの顔を下にして寝るくせがある

左右どちらかの顔を下にして寝るくせ

  • ほおずえをつくくせがある

ほおずえ

交叉咬合

本来なら下の奥歯より外になるはずの上の奥歯が内側になっているのが交叉咬合ですが、奥歯が完全にすれ違うと「はさみ状咬合(シザーズバイト」となってしまいます。これではうまく噛めません。

交叉咬合

予防・対策・・・くせを忘れさせてしまいましょう

  • 手先を使ったあそびなどで、指しゃぶりや爪をかむくせを忘れさせる

4~5歳以上なら、そろそろ指しゃぶりから卒業したいところ。ぼんやりした時間、暇な時間を作らせず、悪いくせにさよならしましょう。

  • ドーナツ枕を用意して大の字に寝かせる

健康のためにも、大の字で仰向けに寝る習慣をつけましょう。

  • TVは消す叉咬合食事の時間はテレビを消す

食事の時間にテレビが見たくて、 体を片方に向けたまま食事をしていると交叉咬合になりがちです。
食事が済んだらゆっくり見せてあげてください。

基本的な料金については↓