歯の位置異常とは
歯の位置がねじれている、倒れている、ずれている…
つまり正しい場所にまっすぐ生えない状態です。
人の顔は、2回の発育する徒競走の時期があります。

顔の発育

人間の顔の発育は、2回あります。
1回目は、生まれてから6才までです。

生まれてから6才までのお子さんの顔は毎年変化します。
小学生の間、あまり顔つきは変わりません。

歯が並べない顎は、1回目の顔の発育の徒競走に負けたのです。
この時期の顎の発育が不良だったので、

歯が並べない顎になり顎が萎縮していたのです。
11才になる小学校5年生から顔が再び変化します。
6才までに正しく発育できなかった顔を10才までに治して
11才からの徒競走には自分の力で発育させるのが大切になります。
次の発育の開始は、11才からです。
女の子は14才ごろ発育が終了します。

治療の目的は、歯が並べばいいのではありません。
良い顔に発育するため

正しく咬む刺激が必要になります。
発育不足の顎を10才までに機械的に治療して、11才以降は自分の咬む刺激で『良い顔』を作ることが矯正治療の目的と考えています。
歯並びの問題は単純に顎と歯だけの問題だけではありません。
一生の顔の形に関わる大切な問題です。
治療開始は「おかしい」と感じた時が治療の時期です。
様子を見ていたら、発育不足の萎縮した顔のままです。
特に女の子は約14才で発育が終了してしまう子もいます。
「おかしい」と感じたら、様子を見ていないで早期に治療を開始しましょう。
治療終了後も、咬合状態の定期検診は必要です。
基本的な料金については↓