反対咬合はこうしてなる・こうして防ぐ
いわゆる「受け口」。
噛み合わせたとき、下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせです。
なりやすいタイプ:遺伝のほか、乳歯のむし歯も原因に
- 親族に反対咬合(受け口)の人がいる
- 親族に外科矯正をした人がいる
- 乳歯を咬ませたとき、下の前歯が上の前歯より前に出ている
前に出ている下の前歯の数が4本以内なら自然に治る可能性がありますが、6本以上で骨格的に問題がある場合は、幼児期に骨格改善を目的とした矯正治療をしたほうがよいでしょう。
- 指しゃぶりや爪かみをする
指しゃぶりや爪かみによって歯の向きが傾くと反対咬合の原因になります。
- 乳歯の奥歯が大きなむし歯になってしまった
乳歯の奥歯を重度のむし歯にすると、下あごを支えられず、下あごの前方で噛むことになってしまいます。
予防・対策・・・早め早めの相談を!
- 背が伸びる前に矯正治療を始める
背が伸びて下あごの骨が伸びる前に矯正治療を行い、上あごの成長を促しましょう。ただし、幼児期に矯正治療を行っていったん治った場合でも、成長期にあごの骨もぐんと伸び、二期目の矯正治療が必要になることもあります。
- 下あごを突き出すような遊びはしない
下あごを突き出して遊んだりすると、反対咬合になってしまうことがあります。ほどほどにするよう言い聞かせましょう。
基本的な料金については↓